AKIYOのおだしを出したことから、色々と説明してきていますが、無添加ってなんだろう…ということについてきちんと書いてみたいと思います。
無添加と聞くと、安心安全のような気がしますが…
無添加と書いてありながら裏を見たら…書いてあるもの。
添加物といえば、保存料や着色料などが有名ですが、出汁に関しては、いわゆる化学調味料というものが添加物にあたります。グルタミン酸ナトリウム、イノシン酸ナトリウム、グアニル酸ナトリウムの旨味成分です。
こういった人工的につくられた旨味成分は健康に良くないと言って避けてる人も多いかと思います。
食品表示では「調味料(アミノ酸等)」と書かれているものが添加物にあたります。
しかし、それだけ気にしていれば大丈夫なのでしょうか。
法律的に表示上は添加物に当たらないけれど、人工的に生成された旨味を感じる成分で、添加物に近いけれど、「食品」として扱われるものがあるのです。
まずは、エキスというもの。
「だし」は、素材を水又は湯でに煮だしたものです。
「エキス」は、アルコール抽出や酵素反応などの手法を用いて抽出される場合があります。
抽出後、精製などの工程を経てエキス製品となります。
だしをとるのとは全く違った人工的な方法でできあがり、そのために、より強くうまみを呈するエキス分を抽出することができます。
食品としての安全性に問題があるかどうかは、よく分かりませんが、薬品や食品添加物を抽出や精製に使用されても、加工助剤として表示を免除され、判別できません。
次に、でん粉分解物
芋やとうもろこしのでん粉を過熱·酵素処理し、粉分解物を精製·分離した水溶性食物繊維だそうです。
でん粉分解物が持つ結着性で、原料同士が固まらないよう品質を安定化させます。
また、でん粉分解物の溶解性で、だしが短時間で出やすくします。だしの大手メーカーでは、タピオカの原料として知られるキャッサバ芋のでん粉分解物を使用しています。
さらに、酵母エキス
酵母の有用な成分を酵素、熱水などの処理を行うことにより抽出されたエキスのことです。
主成分としてアミノ酸や核酸関連物質、ミネラル、ビタミン類を含み調味料や微生物の培地などに用いられます。
酵母エキスの原料となる酵母には、醸造工業において副生するビール酵母と糖蜜やブドウ糖を原料とするパン酵母やトルラ酵母などの培養酵母があります。
酵母エキスは精製したものではないという理由で「食品添加物」ではなく、「食品」に分類されています。
なので、酵母エキスが入っている商品でも「無添加」と表示できます。自然にはないうまみを人工的に作り出した酵母エキスは「化学調味料」と同じようなものだと思います。
健康被害というのはいまのところ聞いたことはありませんが、強いうまみがあるので、そればかりを摂取していると、本来の自然のうまみが分からないバカ舌になり、どんどん耐性ができてしまうので、この食生活を続けていればいるほど、うまみが強くないと美味しく感じられない状態に陥ってしまうのです。
以前食育で、おだしを素材だけで飲ませたら、学年の3分の1は、気持ち悪いと飲まなかったことがありました。家でだしを取ってないからだと思います。
使っている企業は、化学調味料を使う代わりにこちらを使うことで旨味を増幅させて、無添加をうたえることを知っていて使っています。
なぜそんなことをするかというと、本物の出汁素材だけで旨味成分を抽出しようとすると、どうしても原料コストがかかってしまいます。
儲からないのです。だから、使う出汁原料の量を減らして、安価で旨味を足せる「酵母エキス」や「たん白加水分解物」を加える事で、味を誤魔化しているのです。
本当に良い素材を使って、正しく、健康的で美味しいものを作ろうとすると、どうしてもコストがかかるのです。
食品も経済の一部ですから、安くてうまいものに流されてしまいますよね。
でも、健康は自分がコントロールしていることよく考える必要があります。
もちろん、毎日そんな正しい食生活をするにはコストがかかりますので、全てを変えるのは難しいと思います。
でも、法律の盲点をかいくぐって、健康に良さそうな「無添加」食品たちは、ほんとうはちがうよということを覚えていただきたいと思います。
商品の裏面をよくよく見てみてくださいね。
医療費を使うか、食事に気をつけるか、判断は自分でできます。
家族の健康、自分の体は、今口にするものからできてますよ。
AKIYOのおだしは、素材だけ。完全無添加です。
伝えるために、まだまだ頑張ります。
まだいないけど、かわいい孫の未来のために❣️
AKIYOのおだしは、私か、東方薬膳学院か、北九州イタリアンベルボスコさんか、下関タクラベーカリー679で購入できますよ。
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